第0回「プレイ初日から2日間でわかったこと」
第1回目の記事を書く前に
私は2017.3.31よりIG攻略プレイをスタートしました。本当は頭からこのブログのことも踏まえてプレイを始めれば良かったのですが、その2日後である今日、ブログのことを思いついてしまいました。従って、まずはこの2日間でわかったことなどをこの記事で書いておき、日記形式の記事は次回からとしようと思います。
まずPA常時着用ありきの難易度
IGには「Immersive-Gameplay. Low Tech, No Powerarmor Justification Patch. (PS4)」という、PAなしプレイしている人用のパッチがありますが、その説明文で「why not to use powerarmor なぜPAを使わないのですか」とクスっとなる言及をしています。実際、IGはPAをより強化し、生身との差別化をより強固にしているようです。連邦を一人旅(ないし二人旅)して、後にこの地方に大きな影響を及ぼす主人公が、最後まで生身一つで冒険、という設定に無理がありすぎると作者は考えているのではないでしょうか。せめてPAは常時着用くらいの方が自然なのだ、という主張なのだと私は解釈しています。
そういった勝手な妄想はさておき、実際のところPAを着用してやっとまともなバランスのゲームになることはたしかです。少なくとも敵と「撃ち合える」くらいには楽になります。PAなしでは、「撃たれたら終わり」です。もちろんそれを他のプレーヤーが甘んじて受け入れることを愚かとは言いません。スニークに重きを置いたRPではこれくらいじゃないと面白くないかもしれませんし。
フュージョンコアはとても長持ち
IGにおけるフュージョンコアは、本来の永久電池的な設定に近いとても長持ちするものです。最初は何かのバグかと思うくらいメモリが減りませんw それが仕様なのだとわざわざググって確認するくらい長持ちします。現在これを書いている時点で、自由博物館→サンクチュアリ→ケンブリッジ警察署→アークジェット→カレッジスクエア→コルベガ組立工場→コベナントと進めていますが、これだけやって最初に拾った残量50のコアが46までしか減っていませんw この間寝る以外は全てPA着用です。さらにすでに残量100の新品コアを2つ拾えていますので、実質無限にPAを乗り回せると考えていいでしょう。コアはレザガト以外にも拠点用の発電機にも使う場面があるようなので、余った分を早々に売却処分はしない方が良いと今は判断しています。またドロップ位置も調整されていて、なかなか拾えないようにもなっているようです。
性能、修理、改造もバニラとは一味違う
各PAの性能は以下のようになっています。
Power armorはより保護が増加し、違いが明確に。
45d - 最低の防御性能、しかし最も耐久力がある。
51b - エネルギー兵器に対して最も効果的。
60A - 実弾兵器や放射能に対して最も効果的。
Xシリーズ - クエスト通してのみ調達できる。
パワーアーマーのSTR強化を10から6に下げ、数字(シリーズ?)が大きくなるごとにAGIが-1から-5低下する。
Immersive-Gameplay 日本語化対応 オーバーホール より引用
それぞれの特色が色濃くなり、性能が良くなるほどスニークがしづらくなるということなのでしょう。
修理に関しては少なくとも45dに関しては、驚くほど手軽にできます。各部位とも鉄が4しか要求されません。しかもIGでは拠点のオブジェクトを1つ解体するだけで素材が1,000単位で獲得できます。ロボットを倒しても同様です。他のPAはまだ入手できていないのでわかりませんが、おそらく似たり寄ったりなのかなと想像します。ガンガン使って(壊されて)、ガンガン直せということなのでしょう。
改造も変更点があります。
まず型式は固定となりアップグレードはできません。45の場合、dからe、fと上げていくことはできません。頭部の「ターゲッティングHUD」や脚部の「衝撃補正機能」など各モジュールはこれまで通り付加できます。ペイントは名称のみ残されてそれぞれの効果はなくなりました。実質カラーリングを変えるだけです(全部統一するとカリスマが上がるようですが)。[2017.4.3追記] 説明間違っていました。従来通りペイントの効果も付けられます。効果と外観が切り離されて別個に設定できる、が正しいです。欲しい効果のために外観を犠牲する必要がなくなっています。純粋なペイント部分に関しては素材の要求もなくなりましたので、気軽に外観を変えて楽しめるようになりました。バニラにこんなのあったかな?という色も追加されています(勘違いだったらすみません)。
水と食料
食料に関しては、大幅に変更されています。各動物の生肉は1匹倒すと大量に獲得できます。20とか30とかざらです。そして調理に要求されるのは、完成品1つにつき1だけなので、1匹倒せば十分の量の食料を確保できます。が、デスクローなど効果の良い肉は、調理をしてもRADが除去されません。いまのところ私が確認している中でRADがきれいに除去されるのは、イグアナとミュータントハウンドだけです。うちイグアナはフィールドでハンティングできないので、素材を集めやすいのはミュータントハウンドだけでしょうか。ただもれなくSM御一行様とのドンパチに発展し、これがまたIGのバランスだといなすのに一苦労なので、そうそう気軽にハンティングできるわけではありません。1匹から大量に獲得できるとはいえ、貴重な素材であることに変わりありません。また重量もしっかりあるので、いつも20や30を一気に持ち帰れるというわけでもありません。
水はまず、「きれいな水」の価格が暴落しているので水商売用には使えなくなりました。これはIGが大事にしているリアル感を損なっているように思えますが、キャップの問題をなんでも水商売で解決できるよりはマシという判断なのでしょう。キャップ稼ぎには使えなくなりましたが、わずかですがRADが回復するようになりました。私は現在入植者集めと拠点開発はしていませんが、それでもポンプを作っておけば自然にワークショップに溜まる仕様はそのままですし(誰が汲んでおいてくれたんだろう…)、空き瓶もバニラ同様にあちこちに落ちているので、水が足りなくなることはありません。
1つ気になるのは、ポンプから直接飲む場合にもRADが回復することです。気長にキコキコやっていれば、RADアウェイなしでもRADダメージを回復できます。ただ、100%は回復しきらず大体80%から90%で回復が止まります。これはバグなのか仕様なのかわからないところです。パッケージした「きれいな水」で回復できるので、リアリティに矛盾は感じませんが、それでも回復が頭打ちになる条件がよくわからず、またゲーム的にはポンプさえあれば薬と医者いらずというのは便利すぎるような気もするので、本当に仕様なのか疑っています。これはそのうちにわかればまた追記します。
ここまでの死因No1はブラッドバグ
IGでは最序盤の自由博物館のレイダーですらミサイルランチャーや火炎放射器をぶっ放しきて、それは例えPAの装甲でも防ぎきれるものではないので、これにもよく殺られてしまいますが、何よりも恐ろしいのはブラッドバグです。IGでは毒がものすごく痛い。ぷすっと一刺しされるだけで、4割ほど体力を奪われます。その意味で、ラッドスコルピオンも脅威ですが、たとえ1回刺されても1度視界の正面に捉えれば2回目を防ぐことは容易です。しかしブラッドバグは、動きが自由自在だし、大抵は2、3匹で囲んでくるので、1度接近を許すと対処できないまま毒殺されてしまいます。IGではVATSも弱体化していまして、命中率は激減、スロータイムもあまり補正がかからず、何よりVATS中であってもダメージの軽減がありませんw ですので虫やグールに至近距離で多数に囲まれた時などは、むしろVATS発動は逆効果です。サイコジェット辺りで引き撃ちしたほうが断然良いです。
さてブラッドバグへの対応としては向こうに発見される前に、スナイプやグレネードで先制してしまうくらいしか今のところ思いつきません。VATS索敵を疎かにしていて、背後からぷすっとやられたら死が確定です。こればかりはPAも頼れず苦しい限りです。
1度うっかり刺される直前にセーブをしてしまい、ロードしては刺されて死亡という状況に陥ってしまいました。あー、これもうリカバリできないかなーと諦めかけましたが、刺される→即時Med-Xとジェット→ミニガン乱射でなんとか切り抜けました。Med-Xを使うと目に見えて毒のスリップダメージが緩やかになり、これがなければジェットを使ってもどうにもならなかったと思います。Med-Xにここまで感謝したのは、永らくFO4をプレイしていますが初めての経験でした。
今回は以上です。では以後は、実際の旅の道程を日記形式で残しながら書いていきたいと思います。よろしくお願いします。